”自尊心を認め合い高めあう”~教員セミナー11月8日の授業から~
【第1部 ”自尊感情について学ぶ”】では、
子供の奥底にある心の声をすくいとり、共感することで、
子供達は安心して心を開くことができるということを学びました。

第2部では、実際に授業をされているビデオを見て
子供達に対して、どのように関わることで、
自尊心を育むのだろう、ということを、学びました。

【第2部 自尊心を認め合い高めあう学習集団構築のために】

NHK教育 「わくわく授業」(残念ながら2007年終了してしまったそうです(ρ_;) )で、
東京都で実際に小学校6年の担任をされている先生の算数の授業内容が
映し出されました。

私の言葉でまとめると、タイトル的には

”パズル(ブロック)を使い、大きさの違う円をひとつずつ動かしながら
計算のルールの「気づき」を教える授業” 


しかし授業はじめは先生はタイトルを書きません。

まず先生が手順をひとつひとつ丁寧に子供達に伝えます。

パズル(ブロック)は○の形で、4種類あります。
大きい円が一番下。残り3つは徐々に小さくなり、一番上が一番小さい○があります。

①4つの重なっている大きさの違う○をひとつずつ、動かす。いいね?
②上から順番に。決して2つ一緒はダメ。
③大きい○は、小さい○の上に置いちゃダメ。
④ひとつずつ動かして、最初の形に戻ればOK。


「ここまでわかる?」「いいね?」と先生はひとつひとつ丁寧に確認されてました。

そして、何回の作業で元に戻るか手を挙げさせて予測。

その後子供達にパズル(ブロック)がひとつひとつ手渡され、
苦労しながら自分達で実際に○を動かし、もとの形にしてもらう作業をします。

一生懸命頑張って試行錯誤。
短時間で、元の形に完成できる子もいますが、
大多数は途中でつまづいてしまう・・・。

そこを先生が机間巡視しながら、声をかける。
先生は実は「ん!?」という子供の
ひらめきの瞬間を待っているのです。


時間とともに
「あ!できた!!」という子が徐々に増えてきました。
その瞬間の笑顔はものすごく輝いてる!!
なかなかできない子に、
「がんばれ」「もう少し」と声をかけるクラスメイト達。
「できた!」という子に「おめでとう!」と声をかけるクラスメイト達。
達成感を感じている子供達の笑顔は本当にみててステキ!
それを共有しあっている、
このクラスは、とても暖かいクラスだと感じました。

そして発表。

子供達は「俺も」「私も」とみんな、発見を先生に伝えたくてたまらない!
といったカンジです。

ひとりひとりの発表にみんな聞き入り、
そして先生も「聞いた?いま言ってること凄く大事!」
みんなに伝えてます。

そしてこの先生すごいのは、
とまどっている子供達に対して

「いいよ。まちがってもいいから言ってみて。」
「何でもいい。気づいたことそのまま言ってごらん。」と声かけしてること。

こんなふうに言われると、子供達も安心して
思ったことを伝えられますよね。

小さくつぶやいているその子の、その言葉にも敏感にキャッチ。
そのつぶやきをネタに、みんなで想像し、どんな答えか個人で考えさせ発表してもらう。
そしてその意見を黒板にかき、みんなでどうしてそうなるか考える。
そしてその答えが「わかった」瞬間、「いいところに気づいたよ!」と評価しています。

子供達が導いた答え。
数には決まりがあること。

4つの○を動かす
7個 + 1個 + 7個 = 15個動かす
                   ) 差は 8
もし3つの○なら
3個 + 1個 + 3個 =  7個動かす     )この差 x 2倍 
                   ) 差は 4 
もし2つの○なら            
1個 + 1個 + 1個 =  3個動かす


*真ん中の1個は共通している。折り返し地点だから。
*両端は必ず一緒。
*差が4ずつ増えている

パズル(ブロック)を通して
子供達は自分達で試行錯誤し、考えてたどりつくことができました。拍手!

ひとつ決まりがわかれば、どんどん解けていく。
算数のおもしろさを見てる私もとても感じることができて
わかった瞬間は、ゾクゾクしました!

先生は授業の最後に
「さぁ、今日のタイトルを自分の言葉で書いてごらん」と言いました。
タイトルは自分で決める。だから最初は書かなかった。
そのスタイルはとてもイケてると思いました。

子供達が最後、ひとこと感想をかいてたのですが
「わかった瞬間すごくうれしかった。」「算数は楽しい」とかいていて
わかった瞬間を共有してくれるこの先生は、
子供達にとって安心できる存在なんだな。
このクラスの子供達はこの先生がいるから、それぞれ自信をもつことで
みんなで助け合っていけてるんだなぁと思いました。

その後、私達は班にわかれて、それぞれ感じたことをふせんに書き、
それを座標軸をかいた模造紙に貼り付け、発表しました。

4つの班どの班もこの先生を評価する言葉の数々が貼られていました。
みなさん共通で「このクラスは安心できる場」だとおっしゃってました。

「何で?」「ん?」 それが学びのはじまり。
だから「なんでもいいよ。言ってみて」と言ってくれると安心して発言できる。
そんなひとりの気づきをみんなで共有しあえる。
共有できた喜びを先生が、みんながまた分かち合える。
分かち合えることで「学ぶたのしみ」がどんどん膨らんでいく。
こんなクラスって本当にステキ。



家に帰ってから、早速ブロックを使って実際にやってみた(*⌒∇⌒*)テヘ♪

haruには3個バージョンで。

数学が得意なお兄ちゃんには4個バージョンから。

数のきまり 1

お兄ちゃんは、ワタシが言わなくても自分で回数を書き出し、
決まりを導き出した おぉ(゚ロ゚屮)屮 !

式をダーって書いてるのを横目でみると、ドラマ「ガリレオ」で
福山政治が、謎が解けた瞬間そのものでした!

そしてパパは遅くまで7個バージョンまで挑戦しつづけてたΣヽ(゚Д゚○)ノ
パパも算数が得意なので、
「これはパターン化してるねん。パターンわかるとできんねん。」ってハマってました。

数のきまり 2

その姿に萌えぇ~・:*(〃・ェ・〃人)*:・カッコイイ」と
はしゃいでた私に上の子供達ふたりが一言・・・。

「キモε=(‐ω‐;;)  」

ちなみにウチで使用したものは、sakuが生後6ヶ月くらいのときに購入した
ボールネンドスタッキングビーカー

HP5417.jpg

凄く精巧にできていて、12個のビーカーの形が全部違い
容量も2や3の倍数になってるスグレモノ。

こんな使い方ができるとは・・・。
これは「買い」でしたね。

子供達も遅くまで夢中になってやってくれてて、
「できた!」瞬間を間近でみる機会ができたので、手ごたえありました。
今日の授業を実際に使うことができて、また新たな発見ができたこと、
すご~く嬉しかったです。(*^-゚)vィェィ♪


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教員セミナー |コメント:2 | トラックバック(-)| 2008/11/10(月) 01:35:16
コメント
ハノイの塔
ハノイの塔やね。
これ、私も、すっごいはまりました。
7段を、移動させるのに、200回以上も移動を繰り返しました。
公式によると127回でできるんですけど。
まったく無理。
私は、厚紙で箱を作りました。
盛り上がったのは、私と息子だけでしたよ。
うちの旦那は、興味ないみたいでした。(面倒くさいことは、参加してくれません)
yukariさんちは、みんなで、盛り上がって楽しそうですね。
パパさん、それで7段はできたの?
2008/11/10(月) 06:51:00 | URL | haru #t50BOgd.[ 編集]
・・・haruさん・・・
「ハノイの塔」っていうんですね!名前までついてるなんて知らなかったです。
haruさんもやってみられたんですね。
7段は非常に難しくて、パパは晩酌後ということもあり(?)、悔しくも断念しました。
半分の折り返し地点までは行ったりきたりだったんですけどね。
そっか。127回で完成するんだ!

haruさんの旦那さまと同じく、私もめんどくさがりなんですよ。
やり方を伝授しただけで、4回でギブアップ。

お兄ちゃんは6段、sakuは5段、haruは4段までできました!

まさかこれほどまでに盛り上がるとは思いもしませんでした。

テレビゲームもいいけど、
こういう遊びっていいですね。
2008/11/10(月) 11:39:46 | URL | yukari #-[ 編集]
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