”対立の解決~怒りの感情を理解する” Part 2 
先ほどの”対立の解決~怒りの感情を理解する” では、
子供達の表情から、感情を読み取ること、そしてそれを発散することは
とても大事なことなんだよ、ということを学びました。

その続きで、2つのワークをしました。

①「怒りの温度計」

教員セミナー10.18 怒りの温度計


左側の「激化」は外向的なもの
右側の「内在化」は内向的なものを示しています。

***自分の怒りのボルテージ***

【激化】
(マジ切れ)→(キレた)→(イライラする)→(ムカつく)→(気に障る)

【内在化】
(無力感)→(恨む)→(あきらめる)→(無気力)→(我慢する)

まずは付箋に書いてみて、
班で共有しあう作業をしました。

この授業の時点で、怒りのボルテージあがりまくりの私は
マシンガンのように話してしまい、
結果、一名が発言できなかったという悲劇が・・・(*_ _)人ゴメンナサイ。

しかしながら、怒りを表すことで
聴いてくださったおかげで怒りの温度もかなり下がり
ものすごく気持ちが楽になりました。

そして、みんなけっこう何かしら怒っていることがあるのだという事実を
改めて確認することができました。
そう、自分だけではないこと。

自分のことを振り返ってみてもそうですが、
怒っている間は無我夢中で周りがみえていない。
あれも、これも、と尾ひれがついていく。
でも、このほとばしる感情から出る言葉に「本音」が見えていること。
それをちゃあんと見極めることが大事なんだそうです。

なんでそう感じるのか、周りの世界をこんな形で受け止めているのか
ということを考えて、内面を理解することで
支援をしたくなる。愛おしくなる。

「よく言ってくれたね」「よく気持ちを抑えられたね」という言葉を伝えるだけで
全身の緊張が緩み、力がふっと抜ける、そんな感覚を抱いたこと、よくありますね。
その「怒りが静まる状態は心地いい」という体験を積んでいくことで
感情のコントロールのスキルが高まっていくんだそうです。


若い頃は「売り言葉に買い言葉」、よくしました。
でも今はあの時よりかは冷静になれることを学んだ分だけ
恥ずかしながら、少し成長しているのかもしれないですね。



②「もめ事を力にする」経験を子供達に

2つめのワークは「ダイアモンド・ランキング法」というものです。

箇条書きではなく、
重要なことは一番上・あまり重要でないことは一番下と
ランキングにしてみると、見やすくてわかりやすいという利点があるそうです。

今回、掃除用具を大切に取り扱うための指導として
以下の例題をグループで話し合いました。

【例題】
ある朝、教頭先生から「この頃、そうじ用具の破損が目立ちます。
大切に取り扱うように指導してください。」との通達。
学級担任として、どう対処すればいい?


以下をランキングに当てはめて表を作成してください。

教員セミナー10.18 ダイアモンドランキング


A. その日の朝の会で子供全員に注意
B. その日の朝の会で名乗り出た子に注意
C. その日の朝の会で子供達に聞き、大切に使うよう指導
D. その日の朝の会でお互い注意するように指導
E. その日の朝の会で「掃除道具を大切に使うための標語・イラストを募集
F. その日の朝の会で「掃除道具ボランティア直し屋さん」を募集
G. 事実を確認し、対策をたてる
H. その日の休み時間に美化係と相談し方針を決める
I.  学級会の時間で話し合いを組織
J. たいしたことではないので、黒板のはしに注意書きを書いておく


実はAからJは10個なので、ランキングから一つ外されることになります。

私はJを選びました。理由は「標語があるから、あまり意味をもたない」ということで。

一番はG.の「事実の確認」です。
班での話合いも、これには全員の意見が一致していました。

その次はH.の美化係と相談。
まずみんなに話す前に所轄である係りと、ある程度意見をまとめておけば?ということで。

最下位はJ.黒板の端に注意書き。
「標語あるから」ということで。

先生からの回答では
最上位はやはりG.「事実の確認」が先。とのこと。
その後、緊急性を考慮し、順位をつけていくと不必要なものが出てくるとの事でした。
そう、なんでもまずは「事実確認」が大切なんですね。

まず、何が起きているのかを客観的に見て、判断することの重要性を教えていただきました。
怒りが大きくなっていると、あることないことまで口にだして言っていることもありますもんね。

そうして、集団の中で分析し、解決の糸口をたどり、解決していくプロセスを経て
「もめ事を力にしていく力」が養われるんですね。


毎回、深いィ授業を受けるたび、感激して震えてきます。
かなりいろんなことが無知だった自分のことを成長できる喜びとともに
実生活で実践してないやん。しなくては!と反省する毎日です。
こんな授業を毎週受けることができるのは
なんてシアワセなんだろう!と実感しています。












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教員セミナー |コメント:0 | トラックバック(-)| 2008/10/20(月) 01:36:03
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